ペンタサの最近のブログ記事

今日は新年初のGCAPだったけど、こちらは順調だった。

そして、血便量と便回数も順調に減ってきている。

昨日の便回数は7回。
今日は今のところ6回。

ノロウィルス発症前の状態に戻りつつあるぞ。

そんなわけで、今日は診察なしでGCAPだけ受けるつもりだったが今の状態から血液検査と診察をお願いした。

新年だからかいつもは大忙しの主治医も今日は少し落ち着いている様だったのでいろいろ話を聞けたぞ。

12月29日にプレドニンを4錠を服用して最大6錠(30mg)を飲んでいて現在は5錠であること。
<グラフ参照>

6錠にしてから血便や便回数が落ち着いてきたことを話したら、このタイミングで免疫調整剤の一つであるイムランを使ってみてはどうかと話があった。

以前イムランは同じ免疫調整系のタクロリムスが発売される前に使われていた薬というイメージがあったが、最近は寛解維持の治療薬としてポピュラーになってきているとのことだった。

このイムランという薬、以前添付文書情報を見ていたとき、生殖機能に影響があると見たことがあったので先生に聞いてみた。


以下先生からの回答

確かに添付文書情報では胎児への影響が記載されているが経験上は(胎児への影響は)聞いたことがない。

FDA(アメリカの食品医薬品局)では妊娠に対する薬の影響をA~D、Xと分類している(FDA薬剤胎児危険度分類基準という)。

この中でアサコールやペンタサはB、プレドニンはB~C、プログラフ(タクロリムス)やイムランはC。
とのことだった。

そこで自分も調べてみたらいつも見ている添付文書情報にも基準があった!

この説明にある記述の組み合わせで妊娠時の危険性を表現しているんだな。

またこのページには「禁忌でないからといって一概に安心とはいえませんし、逆に禁忌薬であっても必ずしも危険性が高いわけではありません。」という記載もあった。

やはり病状によっても相対的な危険度が変わってくるってことだね。


以上の話をふまえてイムランの添付文書情報を確認すると・・・

「妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。」とはっきり書いてありました。

また「本剤投与中の患者には男女共に避妊を行わせること」とも書いてあり、女性だけではなく男性にも影響のある薬剤って事が確認できた。

そこで、どうするか・・・1週間考えて対応を決めることにした。

訳あって、第2子を作るか考えていたときで年齢的にも時間があまりないって事から、どうしようかと。。

しかも寛解維持としてこの薬を使う場合、2年~3年といった長期スパンで飲む事も可能な薬で妊娠予定の2~3ヶ月前に薬を一旦中止しなければならない。

いろいろな点を考えると妊娠予定がなくなった時に始めるべきか、今から寛解維持優先して服用するべきか(妊娠予定の時にイムランを中止する)、迷っています。

この点はこれから家族で考える予定です。

というわけで今日は今後の治療方針について非常に考えさせられた一日でした。

来週までに結論出さないとな。。。

今日は消化器とメンタルの診察があった。

前回のメンタル受診から睡眠については家族の協力によって、取れるようになってきたが、やはり便の状態はガスと膿が変わらず、血便となって出てきている状況であることを伝えた。

そしたら、免疫抑制剤のタクロリムス(プログラフ)は3ヶ月間使えるので11月までは今のまま治療を続けるとのことだった。

やはり私の場合はどうにも直腸部分の潰瘍治癒が芳しくないようで、ペンタサやアサコールの5ASA製剤では効き目が薄いらしく、さらにプレドニンのようなステロイドも直腸に対しては効果が薄いらしい。

正直タクロリムスを投与したあともそれほど大きな変化は感じられない。

やはり難病だからなのか、治癒が難しい病気なんだろうな~泣

それか今の治療が効いてるから今以上に悪化せずにすんでいるのかもしれないな。

・・・それはありえるかもな・・・

それと今回、時間はかかるが気長に漢方を試してみるってのを奨められた。

ネットでは結構話題になっているUC向けの漢方の話があるんだけど、それはいろいろな事情があるそうなのでとりあえず今の病院の漢方科を受診してみることになった。

主治医の先生曰く、私には漢方効きそう!ってことだったけど、あまり根拠はなさそうなんだよね・・・いつものことだけど。笑

そして早速漢方科の予約をとって漢方初診は明後日、21日になった。。

また、そのあと受診したメンタルについては11月以降の出社(あと10日しかない!!)がつらいようであれば今年いっぱい休みを取る必要もあるとのこと。

これについては来週にもう一度診察をしてから最終決定することになった。

とりあえず、家族間の落ち着きが一番重要とのことだったのでここが落ち着くまでは会社に復帰してもつらい可能性があるとのことだった・・・

まぁ、今のところだいぶ落ち着いてきたかなと感じているんだけどな。。。

5ASA製剤

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今日はここまでトイレ回数6回。
まだまだ水様便に近いけど、前に比べたら便後の疲労感が全然違う!とはいえ、まだまだお腹周りは冷えてカイロ必須の状態は続いている・・・早く暖かくならないかね~

さて、昨日の記事の続きで潰瘍性大腸炎の基本薬となっている「5ASA製剤」について。

私の場合、5ASA製剤があまり効いてないように感じられると先生に話したことから始まったんだけど、UC専用薬である「5ASA製剤」は大腸で分解され効果が発揮されるけど、その課程で直腸まで効力が届かない場合があるそうだ。
そもそも5ASA製剤は「ペンタサ」や「サラゾピリン」が代表的な薬で今回新薬の「アサコール」が増えた。

サラゾピリンが一番古いUCの薬だけどもこの薬はそれなりに副作用が多いらしい。

ちなみに私の場合は5日間程サラゾピリンを服用したけど、特に副作用らしきものはなかったかな・・・
先生の経験上からはサラゾピリンは結構副作用に気をつけていたそうだ。

そこで改良されて誕生したのがペンタサとのことで、サラゾピリンに含まれている「スルファピリジン」と「5アミノサリチル酸」という成分のうち、「スルファピリジン」が副作用の原因だと言われていて、その副作用の原因を排除して出来たのが、「5アミノサリチル酸」で構成されたペンタサとのことだった。

ちなみに5ASA製剤の5ASAとは「5アミノサリチル酸」のことでこの成分が潰瘍性大腸炎の炎症作用を抑えてくれると想定されているらしい(なぜ効くのか作用機序はまだ完全に解明されていないらしい。でもなぜか効くらしい!汗)。

でもサラゾピリンに含まれている「スルファピリジン」は大腸で分解するため、ペンタサよりもより大腸の奥深くまで「5アミノサリチル酸」の効力が到達するとのことだった。
ペンタサだと直腸まで「5アミノサリチル酸」の効力が届かなく(大腸の途中で分解されてしまう!)てなかなかS状結腸や直腸の潰瘍やびらんを治すことが難しかったらしい(それでペンタサ注腸という、肛門から直接直腸へ投与する座薬のようなものがあるそうだけど、この下痢の状態では絶対無理!!!涙)。

ちなみに今飲んでる新薬のアサコールもペンタサと同じような薬効薬理のため、直腸まで効力が届かなくていまいち効き目が感じられないのではないかとのことだった。
それでもペンタサに比べれば大腸の奥まで5ASA製剤の効力を残すために薬剤のコーティングに改良が加えられているらしく多少奥まで届くはずらしいんだけど・・・

もちろん現状はUCに効力が無いわけではなく大腸全体に対しては効いていると思われ、副作用も少なく、炎症の再燃防止にも効果があるはずなのでアサコールは必ず飲み続けるようにと言われてしまった。

もっとも今のプレドニン(ステロイド)量が6錠(30mm)の状態では5ASA製剤よりもプレドニンの方が身体の炎症を抑える効果が強いはずとのことで、しばらく併用して治していきましょうとのこと。

というわけで、今回先生から聞いた5ASA製剤についてまとめると以下の通り。

・潰瘍性大腸炎治療剤のペンタサ、アサコールは先発薬のサラゾピリンより副作用が少ないが直腸まで効力が届かないことがある。

最初からこの一行ですませばよかった・・・汗

あっという間に3連休が終わってしまった・・・

今日はここまで回数7回。
便も3回に1回位は形のある便になってきた気がする。
ただまだまだ水様便が多くて体力消耗はあるな・・・

明日から出勤。今週は出張もあってフルでの出勤になるから気合いを入れつつ、体調に気をつけないと!

そういえば、前回19日のGCAPの時、アサコールの副作用について先生と話をしてみた。

私が2月にアサコールの副作用を疑って一度服用を中止したあと、3月8日に再開してから2週間アサコールを飲み続けているんだけどいまいち効果が見えない気がしてネットで医薬品の添付文書情報を見たら副作用率が48.5%と非常に高い数値だったので先生に聞いてみたのだ。

するとまずアサコールの副作用はそれほど心配しなくて大丈夫とのことだった。

アサコールは2009年12月に販売開始された新薬で添付文書情報に記載される臨床試験の数もそれほど多くはなく、さらに臨床検査値の異常も副作用として添付文書情報には掲載されていて、現時点での副作用として考えられるものを全てカウントしているので48.5%という非常に高い数値が表示されているとのことだった。

この表示自体は正しいのだそうだけど、実際に私の主治医が処方している中で明らかにアサコールの副作用によってUCが悪化したり腹痛が出た状態になった患者はいないそうだ。

アサコールの先発薬であるペンタサも添付文書情報に記載されているよりは経験上ずっと安全な薬とのことで、ペンタサの改良薬であるアサコールはより副作用が少ないと考えることができるとのことだった。

もっとも日本での発売は間もないので私の場合は当時プレドニンも服用していたので、念のため、服用を中止したとのことだった。

というわけで副作用については問題ないと思われるという結論になったんだけど、そもそも私の場合「5ASA製剤」と呼ばれている潰瘍性大腸炎の薬が効いていないような気がするという点だけど・・・記事が長くなってしまったのでまた明日続き書くぞ~!

病理検査結果

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昨日もほとんど眠れず何とか病院まで行ってきた。

しかも今日は朝から大雪!でも病理検査の結果も出るはずだし下痢も止まらないし、そして以外と吐き気がつらい・・・

そんな状態の中、午前中から点滴を2本打って、その後診察を受けて病理検査の結果を聞いた。

結論としてはUCの可能性が非常に高いとのこと。

UCは確定診断が難しく、他の感染性腸炎や薬剤性腸炎等ではない場合、消去法的にUCであると確定診断されるらしい。

そのため確定診断まで時間がかかり病状が悪化するというパターンも多く、自分の場合は比較的早く確定できたとのこと。

ただ、大腸内視鏡をやったとき見られた大腸全体の赤い斑点のようなものは原因がわからないとのことだった。

病理組織の診断書には薬の副作用で発現している可能性もあるとかかれていたが・・・

また吐き気についても原因がわからないとのことでこちらは月曜日に緊急で胃の内視鏡をしてもらえることになった。

最近腸の潰瘍が小腸を伝わって十二指腸や胃に移ってくる症例があるらしく、その場合はUCとは本来言えないけどUCの5ASA製剤(今飲んでるアサコールや最初飲んでいたペンタサ等)が効くらしい。

というわけで胃の内視鏡をすることになった。主治医の先生にとっても大腸の赤い斑点も気になるし十二指腸から小腸の入り口までを内視鏡で確認したいとのことで緊急でやってくれるのは本来ありがたいことなんだけど、精神的にはまた内視鏡か~ってことで微妙な状態・・・汗

まぁ、とりあえずUC以外の腸炎の可能性が消えたことによってプレドニンというステロイドを一日4錠処方された。

今日は薬をもらったらすぐに飲んでくださいと言われて16時頃に4錠飲んだ。

そしたら今日も朝から下痢が続いていたんだけど、その後は下痢の回数が落ち着いてきた!

今日はまだ11回(それでも尋常ではないが・・・汗)。プレドニンを飲んでからはまだトイレに行ってない!!

早くこのプレドニンが飲めていれば・・・

もっともプレドニンはステロイド製剤なので一昨日のブログに書いたとおり、UCで無かった場合は悪化させてしまうから飲めなかったのもしょうがない。

ステロイド製剤といっても長期服用でなければさほど問題ないようだけど、インターネットの添付文書情報では慎重投与がかかれていた。

もちろん、今の自分の場合は薬の副作用以上に効果が期待できるから飲ませていただきますが・・・

ちょっとトイレの回数が減ってきただけでも気分的に楽になってきた!あとは胃の内視鏡を乗り切ればだな!!

さすがに今日は寝れるかな~

今日は新年初のGCAPだったけど、こちらは順調だった。

そして、血便量と便回数も順調に減ってきている。

昨日の便回数は7回。
今日は今のところ6回。

ノロウィルス発症前の状態に戻りつつあるぞ。

そんなわけで、今日は診察なしでGCAPだけ受けるつもりだったが今の状態から血液検査と診察をお願いした。

新年だからかいつもは大忙しの主治医も今日は少し落ち着いている様だったのでいろいろ話を聞けたぞ。

12月29日にプレドニンを4錠を服用して最大6錠(30mg)を飲んでいて現在は5錠であること。
<グラフ参照>

6錠にしてから血便や便回数が落ち着いてきたことを話したら、このタイミングで免疫調整剤の一つであるイムランを使ってみてはどうかと話があった。

以前イムランは同じ免疫調整系のタクロリムスが発売される前に使われていた薬というイメージがあったが、最近は寛解維持の治療薬としてポピュラーになってきているとのことだった。

このイムランという薬、以前添付文書情報を見ていたとき、生殖機能に影響があると見たことがあったので先生に聞いてみた。


以下先生からの回答

確かに添付文書情報では胎児への影響が記載されているが経験上は(胎児への影響は)聞いたことがない。

FDA(アメリカの食品医薬品局)では妊娠に対する薬の影響をA~D、Xと分類している(FDA薬剤胎児危険度分類基準という)。

この中でアサコールやペンタサはB、プレドニンはB~C、プログラフ(タクロリムス)やイムランはC。
とのことだった。

そこで自分も調べてみたらいつも見ている添付文書情報にも基準があった!

この説明にある記述の組み合わせで妊娠時の危険性を表現しているんだな。

またこのページには「禁忌でないからといって一概に安心とはいえませんし、逆に禁忌薬であっても必ずしも危険性が高いわけではありません。」という記載もあった。

やはり病状によっても相対的な危険度が変わってくるってことだね。


以上の話をふまえてイムランの添付文書情報を確認すると・・・

「妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。」とはっきり書いてありました。

また「本剤投与中の患者には男女共に避妊を行わせること」とも書いてあり、女性だけではなく男性にも影響のある薬剤って事が確認できた。

そこで、どうするか・・・1週間考えて対応を決めることにした。

訳あって、第2子を作るか考えていたときで年齢的にも時間があまりないって事から、どうしようかと。。

しかも寛解維持としてこの薬を使う場合、2年~3年といった長期スパンで飲む事も可能な薬で妊娠予定の2~3ヶ月前に薬を一旦中止しなければならない。

いろいろな点を考えると妊娠予定がなくなった時に始めるべきか、今から寛解維持優先して服用するべきか(妊娠予定の時にイムランを中止する)、迷っています。

この点はこれから家族で考える予定です。

というわけで今日は今後の治療方針について非常に考えさせられた一日でした。

来週までに結論出さないとな。。。

今日は消化器とメンタルの診察があった。

前回のメンタル受診から睡眠については家族の協力によって、取れるようになってきたが、やはり便の状態はガスと膿が変わらず、血便となって出てきている状況であることを伝えた。

そしたら、免疫抑制剤のタクロリムス(プログラフ)は3ヶ月間使えるので11月までは今のまま治療を続けるとのことだった。

やはり私の場合はどうにも直腸部分の潰瘍治癒が芳しくないようで、ペンタサやアサコールの5ASA製剤では効き目が薄いらしく、さらにプレドニンのようなステロイドも直腸に対しては効果が薄いらしい。

正直タクロリムスを投与したあともそれほど大きな変化は感じられない。

やはり難病だからなのか、治癒が難しい病気なんだろうな~泣

それか今の治療が効いてるから今以上に悪化せずにすんでいるのかもしれないな。

・・・それはありえるかもな・・・

それと今回、時間はかかるが気長に漢方を試してみるってのを奨められた。

ネットでは結構話題になっているUC向けの漢方の話があるんだけど、それはいろいろな事情があるそうなのでとりあえず今の病院の漢方科を受診してみることになった。

主治医の先生曰く、私には漢方効きそう!ってことだったけど、あまり根拠はなさそうなんだよね・・・いつものことだけど。笑

そして早速漢方科の予約をとって漢方初診は明後日、21日になった。。

また、そのあと受診したメンタルについては11月以降の出社(あと10日しかない!!)がつらいようであれば今年いっぱい休みを取る必要もあるとのこと。

これについては来週にもう一度診察をしてから最終決定することになった。

とりあえず、家族間の落ち着きが一番重要とのことだったのでここが落ち着くまでは会社に復帰してもつらい可能性があるとのことだった・・・

まぁ、今のところだいぶ落ち着いてきたかなと感じているんだけどな。。。

5ASA製剤

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今日はここまでトイレ回数6回。
まだまだ水様便に近いけど、前に比べたら便後の疲労感が全然違う!とはいえ、まだまだお腹周りは冷えてカイロ必須の状態は続いている・・・早く暖かくならないかね~

さて、昨日の記事の続きで潰瘍性大腸炎の基本薬となっている「5ASA製剤」について。

私の場合、5ASA製剤があまり効いてないように感じられると先生に話したことから始まったんだけど、UC専用薬である「5ASA製剤」は大腸で分解され効果が発揮されるけど、その課程で直腸まで効力が届かない場合があるそうだ。
そもそも5ASA製剤は「ペンタサ」や「サラゾピリン」が代表的な薬で今回新薬の「アサコール」が増えた。

サラゾピリンが一番古いUCの薬だけどもこの薬はそれなりに副作用が多いらしい。

ちなみに私の場合は5日間程サラゾピリンを服用したけど、特に副作用らしきものはなかったかな・・・
先生の経験上からはサラゾピリンは結構副作用に気をつけていたそうだ。

そこで改良されて誕生したのがペンタサとのことで、サラゾピリンに含まれている「スルファピリジン」と「5アミノサリチル酸」という成分のうち、「スルファピリジン」が副作用の原因だと言われていて、その副作用の原因を排除して出来たのが、「5アミノサリチル酸」で構成されたペンタサとのことだった。

ちなみに5ASA製剤の5ASAとは「5アミノサリチル酸」のことでこの成分が潰瘍性大腸炎の炎症作用を抑えてくれると想定されているらしい(なぜ効くのか作用機序はまだ完全に解明されていないらしい。でもなぜか効くらしい!汗)。

でもサラゾピリンに含まれている「スルファピリジン」は大腸で分解するため、ペンタサよりもより大腸の奥深くまで「5アミノサリチル酸」の効力が到達するとのことだった。
ペンタサだと直腸まで「5アミノサリチル酸」の効力が届かなく(大腸の途中で分解されてしまう!)てなかなかS状結腸や直腸の潰瘍やびらんを治すことが難しかったらしい(それでペンタサ注腸という、肛門から直接直腸へ投与する座薬のようなものがあるそうだけど、この下痢の状態では絶対無理!!!涙)。

ちなみに今飲んでる新薬のアサコールもペンタサと同じような薬効薬理のため、直腸まで効力が届かなくていまいち効き目が感じられないのではないかとのことだった。
それでもペンタサに比べれば大腸の奥まで5ASA製剤の効力を残すために薬剤のコーティングに改良が加えられているらしく多少奥まで届くはずらしいんだけど・・・

もちろん現状はUCに効力が無いわけではなく大腸全体に対しては効いていると思われ、副作用も少なく、炎症の再燃防止にも効果があるはずなのでアサコールは必ず飲み続けるようにと言われてしまった。

もっとも今のプレドニン(ステロイド)量が6錠(30mm)の状態では5ASA製剤よりもプレドニンの方が身体の炎症を抑える効果が強いはずとのことで、しばらく併用して治していきましょうとのこと。

というわけで、今回先生から聞いた5ASA製剤についてまとめると以下の通り。

・潰瘍性大腸炎治療剤のペンタサ、アサコールは先発薬のサラゾピリンより副作用が少ないが直腸まで効力が届かないことがある。

最初からこの一行ですませばよかった・・・汗

あっという間に3連休が終わってしまった・・・

今日はここまで回数7回。
便も3回に1回位は形のある便になってきた気がする。
ただまだまだ水様便が多くて体力消耗はあるな・・・

明日から出勤。今週は出張もあってフルでの出勤になるから気合いを入れつつ、体調に気をつけないと!

そういえば、前回19日のGCAPの時、アサコールの副作用について先生と話をしてみた。

私が2月にアサコールの副作用を疑って一度服用を中止したあと、3月8日に再開してから2週間アサコールを飲み続けているんだけどいまいち効果が見えない気がしてネットで医薬品の添付文書情報を見たら副作用率が48.5%と非常に高い数値だったので先生に聞いてみたのだ。

するとまずアサコールの副作用はそれほど心配しなくて大丈夫とのことだった。

アサコールは2009年12月に販売開始された新薬で添付文書情報に記載される臨床試験の数もそれほど多くはなく、さらに臨床検査値の異常も副作用として添付文書情報には掲載されていて、現時点での副作用として考えられるものを全てカウントしているので48.5%という非常に高い数値が表示されているとのことだった。

この表示自体は正しいのだそうだけど、実際に私の主治医が処方している中で明らかにアサコールの副作用によってUCが悪化したり腹痛が出た状態になった患者はいないそうだ。

アサコールの先発薬であるペンタサも添付文書情報に記載されているよりは経験上ずっと安全な薬とのことで、ペンタサの改良薬であるアサコールはより副作用が少ないと考えることができるとのことだった。

もっとも日本での発売は間もないので私の場合は当時プレドニンも服用していたので、念のため、服用を中止したとのことだった。

というわけで副作用については問題ないと思われるという結論になったんだけど、そもそも私の場合「5ASA製剤」と呼ばれている潰瘍性大腸炎の薬が効いていないような気がするという点だけど・・・記事が長くなってしまったのでまた明日続き書くぞ~!

病理検査結果

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昨日もほとんど眠れず何とか病院まで行ってきた。

しかも今日は朝から大雪!でも病理検査の結果も出るはずだし下痢も止まらないし、そして以外と吐き気がつらい・・・

そんな状態の中、午前中から点滴を2本打って、その後診察を受けて病理検査の結果を聞いた。

結論としてはUCの可能性が非常に高いとのこと。

UCは確定診断が難しく、他の感染性腸炎や薬剤性腸炎等ではない場合、消去法的にUCであると確定診断されるらしい。

そのため確定診断まで時間がかかり病状が悪化するというパターンも多く、自分の場合は比較的早く確定できたとのこと。

ただ、大腸内視鏡をやったとき見られた大腸全体の赤い斑点のようなものは原因がわからないとのことだった。

病理組織の診断書には薬の副作用で発現している可能性もあるとかかれていたが・・・

また吐き気についても原因がわからないとのことでこちらは月曜日に緊急で胃の内視鏡をしてもらえることになった。

最近腸の潰瘍が小腸を伝わって十二指腸や胃に移ってくる症例があるらしく、その場合はUCとは本来言えないけどUCの5ASA製剤(今飲んでるアサコールや最初飲んでいたペンタサ等)が効くらしい。

というわけで胃の内視鏡をすることになった。主治医の先生にとっても大腸の赤い斑点も気になるし十二指腸から小腸の入り口までを内視鏡で確認したいとのことで緊急でやってくれるのは本来ありがたいことなんだけど、精神的にはまた内視鏡か~ってことで微妙な状態・・・汗

まぁ、とりあえずUC以外の腸炎の可能性が消えたことによってプレドニンというステロイドを一日4錠処方された。

今日は薬をもらったらすぐに飲んでくださいと言われて16時頃に4錠飲んだ。

そしたら今日も朝から下痢が続いていたんだけど、その後は下痢の回数が落ち着いてきた!

今日はまだ11回(それでも尋常ではないが・・・汗)。プレドニンを飲んでからはまだトイレに行ってない!!

早くこのプレドニンが飲めていれば・・・

もっともプレドニンはステロイド製剤なので一昨日のブログに書いたとおり、UCで無かった場合は悪化させてしまうから飲めなかったのもしょうがない。

ステロイド製剤といっても長期服用でなければさほど問題ないようだけど、インターネットの添付文書情報では慎重投与がかかれていた。

もちろん、今の自分の場合は薬の副作用以上に効果が期待できるから飲ませていただきますが・・・

ちょっとトイレの回数が減ってきただけでも気分的に楽になってきた!あとは胃の内視鏡を乗り切ればだな!!

さすがに今日は寝れるかな~

2013年4月

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